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使用状況レポート


使用状況レポートは、ライセンスと Flex の使用状況情報を 1 つのビューに統合し、管理者がライセンスと Flex トークンを最大限に活用できるように支援します。これにより、より多くの情報に基づいた購入とライセンス供与の決定につながります。使用状況レポートは、頻繁に使用するユーザーとたまにしか使用しないユーザーを区別するのに役立ちます。たとえば、あるユーザーが月に数日しか製品にアクセスしないことがわかった場合は、そのユーザーを代わりに Flex に割り当てることができます。 

 

: 使用状況レポートは、インターネットに接続されているユーザのアクティビティを測定し、シングルユーザー アクセスの製品でのみ使用できます。データはオートデスクの個人情報保護の原則によって保護され、本来の目的以外のために利用されることはありません。詳細については、「オートデスク プライバシー ステートメントを参照してください。

 

使用状況レポートには、次の情報が含まれます。 

 

  • チームのサブスクリプションの合計数 
  • シート数、ライセンスの割り当て、割り当てられた日付 
  • 使用パターン(使用日数、月間平均使用量、最終アクセス日など) 
  • 使用された Flex トークン、残高、Flex ユーザ数、および使用済みトークンの月間平均 
  • 各製品ユーザーに関連付けられたグループ 
  • 割り当てられた、および割り当てられていないサブスクリプション ユーザー 
  • アクティブな、および非アクティブなサブスクリプション ユーザー 

 


使用状況レポートを表示するには

  1. Autodesk Account にサインインします。
  2. [レポート] > [使用状況レポート]を選択します。
  3. 必要な使用状況データを見つけるには、次の操作を行います。

    • [チーム]ドロップダウン メニューを展開して、目的のユーザーの使用状況データを表示します。製品の使用状況、月の平均使用日数、製品の割り当て日、使用された Flex トークンを表示できます。
    • [日付範囲]メニューを展開して、使用状況データを確認する日付範囲を指定します。カスタム日付範囲を作成するか、プリセット範囲から選択できます。
    • [フィルタ]を選択すると、アクセス オプション、ユーザー アクティビティ、ライセンスの割り当て、チーム、グループ、ユーザ名、電子メール アドレスに基づいて、選択したデータが表示されます。適用したフィルタは書き出しレポートにも反映されます。
    • [列]を選択して、表示する情報を選択します。使用日数、月間平均、製品、またはその他の条件でリストを並べ替えるには、列ヘッダーをクリックします。選択したビューは、セッションを終了しても維持されます。すべての列が書き出しレポートに含まれます。 
    • 個々のユーザーを選択すると、そのユーザーの詳細が表示されます。ダイアログ ボックスに、ユーザーのチーム、関連する製品の使用、アクセス オプションを含む情報テーブルが表示されます。別の行には、ユーザーが割り当てられている他の製品とコレクションの詳細が表示されます。リンクを使用すると、該当するページに直接移動してユーザーのアクセスを管理したり、シート/トークンの使用状況レポート ページに移動したりできるため、クリックスルー時間を節約できます。使用状況レポート ページに戻るには、必ずブラウザの[戻る]ボタンを使用してください。

注:チームの個人データ (PII) が[オン]に設定されている場合、ユーザー名、電子メール アドレス、プロファイル画像が表示されます。個人データが[オフ]に設定されている場合、そのチーム メンバーの個人データはハッシュ記号で隠されます。 1 つまたは複数のチームに対して個人データが[オフ]に設定され、[すべてのチーム]が選択されている場合、すべてのチームに対してハッシュ記号で隠されたデータ値が表示されます。 

 



使用状況レポートのデータを書き出すには

 

チームの使用状況レポートのデータに対して、現在のフィルタと日付範囲を使用してスプレッドシートをダウンロードできます。

  1. Autodesk Account にサインインします。  
  2. [レポート] > [使用状況レポート]を選択します。
  3. [書き出し]をクリックしてファイルを生成します。
  4. [書き出し]ページの[書き出し履歴]で、ステータスが「使用可能」になったら、[ダウンロード]をクリックします。

製品からユーザーの割り当てを解除するには

 

管理者は、使用状況レポートから直接ユーザーの割り当てを解除できます。

  1. 割り当てを解除するユーザーに関連付けられているチェックボックスをオンにします。
  2. アクション バーの[割り当て解除]をクリックします。
  3. 確認ダイアログ ボックスで[割り当て解除]をクリックします。 

注:グループまたは既定の割り当てを使用して割り当てられたユーザーは、使用状況レポートから割り当てを解除することはできません。これは、グループをそのまま維持しながら、グループの割り当てに含まれる他の製品へのアクセスを維持するためです。 

 

よくある質問(FAQ)

 

質問の横の展開記号をクリックすると、回答が表示されます。

アクティブ ユーザーと非アクティブ ユーザーとは何ですか?

現在、製品に割り当てられているアクティブ ユーザーは、選択した日付範囲内でその製品を使用しています。

 

非アクティブ ユーザは、選択した日付範囲において、選択したチーム内の製品に対するアクセス権を持ちますが、製品にはアクセスしていません。  管理者は、ローリング日付範囲またはカスタム日付ピッカーを使用して、好みに合わせてレポート範囲を調整できます。   

 

: ユーザーに複数のチームにまたがって同じ製品に対する複数の資格がある場合、そのユーザーは 1 つのチームでは非アクティブで、別のチームではアクティブである可能性があります。そのため、[すべてのチーム]が選択されている場合、[非アクティブ]のまとめ数字は表示されません。  

アクティブ ユーザーと非アクティブ ユーザーの合計が、割り当てたシート数に等しくないのはなぜですか?数字が合わないなんて!

割り当てられたユーザー ベースのサブセットが、上記のアクティブな定義も非アクティブな定義も満たさない可能性があります。たとえば、選択した時間範囲よりも短い期間割り当てられたユーザーで、まだ製品を使用していない場合、そのユーザーは(定義上)アクティブまたは非アクティブとしてカウントされません。これらは割り当てられていますが、まだアクティブではありません。 

Flex ユーザーが非アクティブとしてタグ付けされないのはなぜですか?

非アクティブ ユーザーのタグは、サブスクリプションを最大限に活用し、サブスクリプションを持つユーザーが製品を定期的に使用できるようにすることを目的としています。 

 

Flex は、1 日の使用ごとにプリペイド トークンを使用することで、100 種類を超える製品への柔軟なアクセスを提供するように設計されています。このため、Flex ユーザーは必ずしも定期的に製品にアクセスする必要はありません。したがって、Flex ユーザーに非アクティブ ステータスのタグを付けることは、Flex の目的と矛盾します。Flex ユーザーは製品にアクセスしたときにのみトークンが請求されるため、通常、使用量が少ないからといってアクセス権を削除する必要はありません。

オートデスクは、最終アクセス日をどのように定義していますか?

最終アクセス日は、ライセンス認証の呼び出しが行われた最新の日付(UTC を使用)を表します。 

使用はどのように定義されますか?

使用の定義は、Flex プランを使用しているかどうかによって異なります。詳細については、「使用状況レポートに関するよくある質問 (FAQ)」を参照してください。通常のライセンスの使用状況については、「シートの使用状況レポート」を参照してください。Flex の使用状況については、「Flex 使用状況レポートの取得」を参照してください。

ユーザーがインターネットに接続していない場合、使用状況データは使用状況レポートに反映されますか?

いいえ。オフラインの使用状況は使用状況レポートで報告されません。 

使用状況レポートには、グループに関するどのようなデータが含まれますか?

使用状況レポートには、エンド ユーザーが属するグループ(または複数のグループ)の現在の状態が反映されます。使用状況レポートに表示されるグループは、管理者がグループ メンバーシップを更新した場合に変更されることがあります。

 

注:ユーザー管理においてはグループの割り当てはオプションであるため、グループ フィールドは空白にすることができます。

使用状況レポートに反映されるチームは、グループとどのように異なりますか?

チームの割り当ては、各使用状況トランザクションに永続的に関連付けられ、時間の経過とともに変更されることはありません (1 つの例外、チーム結合イベントを除く)。

 

これに対し、使用状況レポートに表示されるグループは、管理者がグループ割り当てのメンバーシップを更新すると、変更される可能性があります。


サポートが必要な場合は、Autodesk Assistant にお問い合わせください!

Assistant が回答を見つけたり、担当者に連絡するお手伝いをします。


オートデスクではどのようなサポートが提供されますか?

ご利用可能なサポートの種類は、サブスクリプションのプランによって異なります。現在のプランでご利用可能なサポート レベルをご確認ください。

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