Autodesk Fusion:データ管理を必要な場所で

Daniel Graham 2026年9月17日

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Fusionの連携機能の利点を維持しながら、製造データの保存場所をより細かく管理できるようになります。

Autodesk Fusion は、設計と製造を単一の連携プラットフォームに統合し、アイデアから生産へとより迅速に移行できるよう支援しています。オートデスクは CIMdata(米国を本拠地とする市場調査企業) から CAM 分野のマーケットリーダーと評価されており、Fusion では、ユーザーが単一環境に統合できる製造ワークフローの範囲が拡大し続けています。

長年にわたり、製造業の皆様から、特定のプロジェクトにおいて、規制対象となる設計データや製造データをオートデスクのクラウド上に保存することは、そもそも選択肢になり得ないという声をいただいてきました。

また一部のお客様にとって、それは全業務で Fusion を利用できないことを意味していました。

オートデスクは、この状況を変えていきます。一部の業務でデータ管理の厳格化が必要だからといって、別の CAM システムを導入する必要はありません。

オートデスクは、Fusion for Manufacturing への新たなデータ管理機能の提供予定を発表しました。それは、機密性の高い設計データをローカルに保持しつつ、Fusion での作業を継続できる機能です。

この機能は「選択の自由」を基本コンセプトとするものです。

規制対象となる業務、機密性の高い業務、または顧客から管理を求められる業務については、設計単位で選択し、そのデータを自社でローカル管理できるようになります。こうした制限が必要でない業務は、引き続き Fusion の連携プラットフォームとクラウド、コラボレーション、コンピューティング機能のすべてを活用できます。

自社の業務のデータに、選択肢を

Fusion は引き続きオンラインに接続されているため、対応するオンライン リソースを適切な場面で利用できます。設計データをローカルに保持することを選択した場合、Fusion は安全対策を講じて、そのモデル データの Autodesk クラウドへのアップロードを必要とする機能を制限します。

そして、これはほんの始まりに過ぎません。ローカルデータ管理は、地域化、政府向けクラウド環境、その他のデータ主権確保に向けた取り組みなどと並ぶ、ユーザーの選択肢を拡大する施策の一つです。

製造業界の真のニーズに基づく施策

この機能は、すでに一部の製造業のお客様に提供しており、お客様からのフィードバックによって、この障壁がいかに重大であるかを改めて確認できました。

オートデスクが取り組むのは、すべてのプロジェクトに同じデータ管理モデルを適用することなく、お客様がより多くの製造業務を Fusion に取り込めるよう支援することです。

これらの機能は、Fusion Insider プログラムを通じて11月17日(米国時間)より提供を開始する予定です。一般提供は、Fusion for Manufacturing および Fusion Manufacturing Extension を通じて行われ、1月19日(米国時間)の開始を予定しています。

免責事項: ここに記載されている機能は将来を見据えたものであり、現在開発中です。機能、仕様、および提供時期は変更される可能性があります。これらの記述は、製品、サービス、または機能の将来的な提供を約束または保証するものではなく、あくまで変更される可能性のある当社の現在の計画を反映したものです。そのため、これらの記述に基づいて購入を決定することは推奨しません。


よくある質問

Autodesk Fusion はクラウドから離れるということですか?

いいえ。Fusionは今後も、設計、エンジニアリング、製造、コラボレーション、データ管理のワークフローを統合した、クラウドに接続されたプラットフォームであり続けます。ここで紹介する新しい機能は、特定のプロジェクトやデータセットに対して高度な制御を必要とするお客様に、より高い柔軟性を提供することを目的としており、Fusion のクラウド接続基盤に取って代わるものではありません。

これは、Fusion が完全にオフラインで動作することを意味しますか?

いいえ。これは Fusion のオフライン版ではありません。Fusion は引き続きオンラインに接続されたプラットフォームであり続けますが、指定したプロジェクト データをローカルで管理するための、追加の選択肢を利用できます。

Fusion は ITAR(国際武器取引規則)に準拠するようになりましたか?

コンプライアンス要件は、最終的には企業の環境、プロセス、統制、および責任全体によって決まります。ワークフローが適用される規制要件を満たしているかを判断する責任は、引き続きお客様にあります。追加のデータ管理機能は、機密データや規制対象データを含む、お客様が管理する、規制対象データを扱うワークフローを支援できる可能性があります。

データの所在地がますます重要になっている理由は何ですか。

知的財産に関する懸念、規制上の義務、顧客要件、地域ごとのポリシー、およびセキュリティ上の考慮事項により、企業はデータの保存場所や処理場所を、より厳格に管理することを求めています。データ主権と地域化は、世界中の多くの企業にとって戦略的な優先事項となっています。

これは Fusion の長期ビジョンにおいて、どのように位置づけられるのでしょうか?

Fusion の長期ビジョンは、製品開発のライフサイクル全体を通じて人、データ、ワークフローを結びつけると同時に、企業の事業規模の拡大に伴って必要となる柔軟性、ガバナンス、管理機能を提供することです。データ管理オプションの拡充は、その広範な取り組みの一部です。

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