企業の足枷となるのは、生産工程でなく分断されたデータです。Autodesk Fusion for Designは CAD、PDM、PLMを統合することで業務を円滑化し、イノベーションを加速します。
業界調査によると、懸念事項としてデータの分断を挙げる企業は68%にも及びます。
受信トレイや共有ドライブ、あらゆる設計のためのツール、現在は使わなくなった以前のシステムなどに散在する、CAD ファイルやプロジェクト内容を記載したドキュメント類、サプライヤーからの情報、部品表の改訂情報、法令遵守規定。これらの連携が取れていないため、現在も多くの企業が手探りでデータを探し回っているのではないでしょうか。データは至る所に存在するものの、その整合性がどこにも存在しないため、記憶を頼りに探すなど非常に効率が良くない状況が続いていることでしょう。企業が苦戦しているのは、イノベーションそのものでなく、点と点を結びつけることになってしまっています。ただし、その解決策は存在します。
今日の製造現場で円滑化を妨げている真の原因:断片化しているワークフロー
製品にスマート機能や組み込み電子機器、カスタマイズ オプション、サステナビリティ要件が加わり、サプライチェーンのグローバルな不安定さも高まっています。もはや従来の直線的なワークフローは通用せず、圧力に耐えきれず崩壊してしまいます。
チームは最終的に、次のような課題に直面することになります:
1. 設計と製造が、異なる「真実」に基づいて作業:たったひとつの古い CAD ファイルが、金型のミスやプロトタイプの失敗、納期遅れ、費用のかかる手直しなどの連鎖反応を引き起こす可能性があります。
2. 文脈を欠いた意思決定:調査結果、テスト結果、コスト検討事項が別々のシステムに分散していると、何を優先すべきかの評価・判断が遅れ、ミスが発生しやすくなります。
3. 手作業に依存した、非効率な連携:メールによる承認やドキュメント類が連携されていない状況ではサプライヤーが混乱する上、社内でも開発サイクルの途中で見つかる設計改善の原因となり、チームが変化へ迅速に対応できなくなってしまいます。
4. 改革のボトルネック:アイデアの創出とそれを実行するプロセスが分断されていると、新しいアイデアの喪失や遅延が起きたり、緊急性の高い業務が常に優先されて次第に埋もれたりするなどの弊害が起こります。
企業が「スピードアップ」を試みたとしても、データが連携していなければ、加速は混乱を増幅するだけです。

設計と製造の連携はデータが機能する場合にのみ成立
基本設計、詳細設計、試験、試作、出図 (製造向けリリース)、製造を並行して進められることは大きなメリットですが、それは全チームが唯一の「正しい情報源」に基づいている場合に限られます。
真に連携したワークフローを実現するために、製造業においては以下が必要です:
- 基本設計、詳細設計、製造の各段階において同一のデータを流通させること
- 最初のスケッチから最終リリースまでの一貫した追跡管理
- スプレッドシートなどの単独ドキュメント経由でなく、スムーズに一貫した設計変更情報を生産部門へ流せること
- 詳細設計、生産設計、品質、購買、製造などの各部門、およびサプライヤー全体での可視性の共有
業務の基盤データが互いに連携していないツールに分散していると、これらはどれも実現できません。
設計、製造、PDM、PLM を統合する Fusion for Design がデータの断絶を解消
Fusion for Design は、あらゆる試作、改訂、部品表 (BOM) の変更、品質問題、承認、設計変更、リリースを、連携したひとつのエコシステムに集約します。Fusion に組み込まれているデータ管理と統合されたPLMによって、最新かどうか確信が持てないファイルの寄せ集めでなく、最新の製品定義に基づいた作業を行うことができます。
その結果、チームは単に並行して作業するのではなく、同期して作業を行うことができます。
製造ワークフロー全体を接続
Fusion for Design は、単に新しいがさほど他と違いのない CAD ツールではありません。設計、シミュレーション、コラボレーション、PDM、PLM の情報が分断することなく連携して動作する、クラウド接続型の一元化された製品開発ソリューションです。
Fusionでは:
- アイデアが連携されていない CAD ファイルに留まることなく、後工程への情報の一元化に繋がります
- 部品が変更されると、アセンブリが即座に更新されます
- ECO や BOM の情報は、常に設計データと同期しています
- 設計変更後、CNC ツールパスがリアルタイムで再生成されます
- サプライヤーやチームのメンバーが常に最新データを確認できます
- 手作業による引き継ぎが不要になります
- 重複作業はなくなります
- バージョン管理の混乱は、もう過去のものです
Fusion は情報の分断を解消して円滑化し、全チームメンバーがコンセプトから生産まで、同一かつ最新の製品記録に基づいて作業できるようにします。このFusion for Design を、早速確認してみてください。