Autodesk Fusion の自動モデリングを活用する革新的な 5 つの方法

Oliver Briggs 2026年5月18日

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EduCAD の Fusion エキスパートであるオリバー・ブリッグス氏が、Fusion の自動モデリングを活用してコラボレーションの迅速化、プロトタイピングの効率化、カスタムツール作成、設計の加速、ワークフローの最適化を実現する 5 つのユニークな方法を紹介します。

Fusion の自動モデリングは設計とエンジニアリングのワークフローにおける画期的な進歩であり、かつては手作業により何時間も必要だったモデリングの作業を効率化します。複数のソリッドを接続するツールは多くのユーザーが理解していますが、製品開発プロセスのさまざまな段階で自動モデリングを活用する、あまり知られていないパワフルな方法も存在します。ここでは Fusion の自動モデリングをさらに活用するための、5 つの革新的なアプローチをご紹介します:

1. 共同設計に向けた、機能する初期アイデアの作成

仮形状として単純な直方体や円柱を使う代わりに自動モデリングを使用することで、より最終的な部品の形状に近い、機能として成り立つ初期アイデアを素早く生成できます。チームのメンバーが担当コンポーネントをまだ完成させていない場合も、自動モデリングを活用してその部分を補い、適合確認のための正確な仮形状の作成や、同僚がより精緻なものを作るための初期形状の提供が可能。コラボレーションを加速し、設計が進行中の段階でも試作を試すことが可能になります。

2. フリーフォームや有機的形状の開発を加速

フリーフォーム モデリングでは、通常は基本的な形状から始め、希望する形状が得られるまで面やエッジを繰り返し調整する必要があります。自動モデリングを利用することで、より洗練された初期形状を生成し、それをフリーフォーム ツールで直感的に変更・修正できます。このアプローチにより初期のモデリング時間を大幅に短縮でき、手作業による成形には非常に長い時間が必要な、人間工学に基づくような複雑なデザインへも、より早く到達可能になります。

3. ジェネレーティブ デザインのワークフローの強化

自動モデリングとジェネレーティブ デザインは一見して同じような機能に見えるかもしれません。しかし大きな違いとしては、ジェネレーティブ デザインはその部品の性能までを検討して結果を導き出すものであり、その計算を行う結果、数多くの案が提示されるまでに時間がかかります。一方、自動モデリングは形状作成のみを自動化するものです。このメリットとしては、初期形状を自動生成としてすることで、初期形状の検討時間を短縮し、質量や剛性の検討など、仕様として重要な要素の検討は別途行えるようになり、アルゴリズムへ明確な指針を与えることができます。その結果、意図しない形状が生成される無駄を減らしつつ、ジェネレーティブ デザイン全体の作業を効率化できます。これは、システムが設計意図を反映したベース形状をもとに最適化を進めることができるからです。

4. カスタム金型および組立治具の設計

自動モデリングは、完成品だけのものではありません。組立や製造で使用される一度限りの工具や治具、固定具の作成にも効率的です。例えば、複数の PCB 部品を正確な位置に保持する治具が必要な場合、各部品の面と空間を定義し、自動モデリングを使用してカスタムホルダーを生成します。この自動生成された治具は 3D プリントで迅速に作成でき、必要に応じて製品設計の反復変更に対応できます。

5. 反復的なプロトタイピングと迅速な更新

自動生成されたモデルは、Fusion のパラメトリック タイムライン内で完全に関連付けされており、アセンブリが変更されると自動的に更新されます。これは流動的なプロジェクトにおける大きな利点です。コンポーネントの位置や形状を微調整すると、自動化によりモデリングされた金型やコネクタ、仮形状のボディも、それに合わせて適応します。これによりボトルネックが軽減され、組み立て時のミスが防止されて、プロトタイピング サイクルが大幅に短縮されます。

Fusion の自動モデリングが持つ真の可能性を引き出すには、決まりきった使い方にとどまらない発想があるとさらに便利に使うことができます。こうしたアプローチを次のプロジェクトで試して、設計ワークフローがどれほど柔軟で独創的なものとなるかを実感してみましょう。

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