ソーシャルディスタンスと PPE で役割を維持するモジュール建築会社

低価格な住宅に注力し、ソーシャルディスタンスと PPE のもとで従業員の安全を維持するモジュラー建築会社 Factory_OS が操業し続けている理由。

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2020年9月7日

 

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ケヴィン・ブラウン氏 (Factory_OS プレジデント): 我々のビジネスは毎日ここに来る必要がある点でユニークです。「ニューノーマルでは社員の半分を在宅勤務にしよう」という対応ができる企業ではないのです。

ジョーダン・イースターリング氏 (Factory_OS テクノロジー + イノベーション部門 VP): Factory OS はモジュール製造/モジュール建築の会社で 低価格な住宅の提供に注力しています。

ラリー・ペース氏 (Factory_OS COO 兼 共同設立者): このパンデミックへの対処法は、誰にもわかりません。あらゆる公式文書や通知に従うよう努めてきました。社員の健康と安全と福利に関することですからね。その一方で、雇用も維持するよう努力しています。

ブラウン氏: ラリーと連携して弊社のエッセンシャル ビジネス認定を確認し、作業員組合と話をして、発表された指示に従うと伝えました。全員が安全な環境で働き、会社が適切な判断を行うためです。

ペース氏: パンデミックの際にも、可能な限り安全措置を実施します。低価格な住宅という理念の実現のためだけでなく、給与を必要とする社員のためにも操業を続ける決断をしました。

ドン・モリス氏 (Factory_OS プロダクション マネージャー): 工場の各ステーションとユニットの両方で、作業クルーの人数を全体的に調整する検討が必要でした。

ペース氏: 工場内でのソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、手指消毒ステーションの追加配備など、必要な手順と注意点への配慮は熟知しています。

イースターリング氏: Factory_OS は素晴らしい仕事をしており、建設分野では一般的ではないテクノロジーも導入しています。今でも紙が好まれますが、スタッフ全員が新しいことに取り組み、それが仕事を楽にすることを理解しています。

ファイルを共有する様々なクラウド プラットフォームを介した、モバイル デバイスへの一斉配信システムなどを導入しました。場所を問わずに多くの人が同じスクリーンを利用し、モデルを拡大して操作や質問を行ない、コメントをモデルに直接追加できるのは非常に便利です。それが押しつけがましいものではなく、実際に生産性を向上させることも学びました。

モリス氏: [Autodesk] BIM 360 を使い、建築・エンジニアリング部門とフロアスタッフ全員を直接つないでいます。主任たち全員が使い方のトレーニングを受けました。建築・エンジニアリング部門と即時に連絡を取って、すぐ対処可能な問題があると知らせることができます。

イースターリング氏: これほどうまく機能しているのは、すべてを一箇所で確認できるからです。最大の進歩が導入であり、非常に短時間のうちに特定のシステムを使用せざるを得なくなりました。そして多くの問題が露呈し、設備の一新や重点の再設定によって、ツールをより効率的に使用することができました。

ペース氏: この施工効率は、場内でのソーシャル ディスタンスの確保と PPE の使用を考慮しても、従来の方法より大幅に優れています。以前の方法より低価格で、より高品質な製品を作ることができます。ひっきりなしに問い合わせがあるのも納得できます。

モリス氏: 全員が情報を入手でき、必要な措置が確実に実施されることで、皆の士気は高まり、業務に満足するようになりました。

グレッグ・ネイション氏 (Factory_OS プロダクション リード): 私は Factory_OS の最初の社員です。初日から働いていて 2年半になります。

ヘスス・サンチェス氏 (Factory_OS プロダクション スーパーバイザー): 人生の半分で、この仕事に携わっています。これがやりたいことで、この仕事が大好きなんです。

イリス・チャベス氏 (Factory_OS エレクトリカル インストーラー: 働き始めた当初は清掃担当でしたが、その後電気設備について学びました。会社に機会を与えてもらったのです。会社が除菌ジェルや手袋、マスクなど全てを提供してくれるので安全だと感じています。

ネイション氏: ありがたいですね。住宅ローンの支払ができるし、家族を養い、請求書の支払いをすることができます。出勤できることに 心から感謝しています。それが最も重要です。

ペース氏: 常に言っていますが ここに 6 時に出勤して工場内を回れば、社員からハイタッチやグッドサインをもらい、この時期に雇用を守ったことに感謝されます。感動で鳥肌が立ちますよ。

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