BIM SUMMIT 監修

Autodesk Revit 構造設計用
免制震装置・既製杭ファミリダウンロード

ファミリ概要

 Revit による設計施工の効率的な業務プロセスの構築を目指した「BIM Summit」の中で組織された「BIM Summit 構造分科会」にて構造設計用 Revit ファミリの整備に向けた活動を行ってきました。

 

「BIM Summit 構造分科会」では、設計者・メーカーとも利用・整備がしやすいよう、入れ子の構成とした免制震装置および既製杭ファミリを提案しました。設計者が直接編集を行うホストファミリ(親ファミリ)には設計符号や型番といった設計情報が、メーカーが整備するネストされたファミリ(子ファミリ)には装置や部材の詳細な情報が含まれています。

 

まず2024年8月に大手免震装置メーカー 2社(オイレス工業株式会社、株式会社ブリヂストン)の協力を得て、免震建物の設計においてニーズの高い天然ゴム系積層ゴム、鉛プラグ入り積層ゴムおよび高減衰積層ゴムのファミリを共同整備しました。
これらに加えて、2025年6月に大手免制震装置メーカー 3 社(株式会社川金コアテック、センクシア株式会社、日鉄エンジニアリング株式会社)の協力を得て、免制震建物の設計においてニーズの高いオイルダンパー(制振、免震)、耐震ブレース、制振ダンパー、球面すべり支承および鋼製ダンパーのファミリを共同整備しました。また、既製杭メーカー(日本ヒューム株式会社)と既製コンクリート杭のファミリを整備しました。

 

免制震装置のホストファミリ(親ファミリ)は「BIM Summit 構造分科会」にて、ネストされたファミリ(子ファミリ)は「BIM Summit 構造分科会」の監修の下、各メーカーにて作成しています。また、既製杭のホストファミリ(親ファミリ)およびネストされたファミリ(子ファミリ)は「BIM Summit 構造分科会」の監修の下、メーカーにて作成しています。

 

オートデスクならびに大手建設会社5社はRevit向け構造用ファミリの国内整備を進め、JSCA(日本建築構造技術者協会)、BLCJ(BIMライブラリ技術研究組合)、bSJ(building SMART Japan)などの構造系 BIMを検討する団体へも提案し、設計事務所や他の建設会社などにも利用を働きかけて業界全体の業務効率向上に取り組んでいきます。

よくあるご質問

BIM Summit とは

Revit による設計施工の効率的な業務プロセスを指向し、大手建設会社数社(大林組・鹿島建設・清水建設・大成建設ほか)が参加して2016 年より活動開始(2021年より竹中工務店も参加)

ホストファミリ(親ファミリ)が対応する Revit のバージョン

免制震装置 : Revit 2021以降 

既製杭 : メーカーサイトをご確認ください

ネストされたファミリ(子ファミリ)が対応する Revit のバージョン

提供されるメーカーにより異なります。詳しくは各メーカーのダウンロードサイトをご確認ください

よくある質問(FAQ)をさらに表示

Autodesk Revit 構造設計用免制震装置・既製杭
ファミリダウンロード

フォームに必要事項をご入力ください