3D アニメーション

CG の複雑な世界やキャラクターをリアルに表現

オートデスクの 3D アニメーション ソフトウェアは、初心者から熟練したプロフェッショナルまで、幅広いスキルのユーザーにとって使いやすい機能を搭載します。アーティストは制約を感じることなく創造力を自在に発揮しながら、美しいコンテンツをスピーディーに作成できます。

画像提供:Qvisten Animation

難易度の高い要求に応える、パワフルな 3D アニメーション ワークフロー

アニメーション業界では常に、さらに高品質なコンテンツを、さらに厳しいスケジュールで完成させることを完成させることを求められます。制作スタジオが、もっと効率的にニーズに対応していくためには、パワフルな 3D アニメーション ツールやワークフローが必要です。そしてオートデスクのソリューションが、そのような課題を解決します。

画像提供:Amaru Zeas 氏

オートデスクのアニメーション ツールで 3D パイプラインを強化

  • 「私たちは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに伴うロックダウン後、プロジェクトにゴーサインを出した最初のスタジオのひとつでした。私たちの作業は今、かつてなくスピーディーになっています」

    Bron Animation 社 VFX スーパーバイザー/Russ Smith 氏

  • 「正確なスケジュールを数分で作成し、後は流れで調整できます。かつてスケジューリングは時間がかかり、ミスが発生起こりやすい作業でしたが、大きく変わりました」

    LAIKA 社パイプライン テクニカル ディレクター/Michael Nowakowski 氏

高品質のアニメーション コンテンツをすばやく作成

水辺で足をブラブラさせながら空を見上げる少年

美しい 3D アニメーションの作成

定型化されたルックでも、非常にリアルなルックでも。多彩な機能を備えたツールとワークフローで、アニメーション コンテンツをリアルに表現できます。ヘア、ファー、スキンから複雑な環境まで、キャラクターやシーンを細かいディテールまで作り込み、高品質な作品を完成させることで、クライアントの信頼を得ることができます。

画像提供:Gal Yosef 氏

山と木に囲まれた環境のスプロール現象を反復

すばやく反復しながら制作

クリエイティブなプロセスは、反復・修正を繰り返しながら進められます。アニメーションのシーン、キャラクター、アセットを何十回もレビューして、やっと完成することもあります。パワフルな 3D アニメーション ワークフローを活用すれば、スピーディーに反復を行い、リアルタイムに変更箇所を特定しながら、流れを止めることなくスムーズに制作を進めることができます。

画像提供:Rashed Abdullah 氏

燃えさかるアーチの前で火を吹くドラゴン

アーティストの作業環境を最適化

モデリング環境を構築し、リアルな動きや表情の CG キャラクターを作成。最適なユーザー エクスペリエンスが実現し、生産性に大きな成果が表れます。直感的に操作できるアーティスト フレンドリーな環境で、3D モデリング、アニメーション、レンダリングの各ワークフローを実施。非常に複雑なキャラクターやシーンも簡単に管理できます。

画像提供:Hamid Reza Abbasi 氏

SF の街並み

パイプラインのパフォーマンスが向上

制作パイプラインは、スタジオ業務の中枢です。制作スケジュールを計画・実施しながら問題を特定し、リアルタイムで調整し、リソースを最適化。優れたパフォーマンスを発揮する 3D アニメーション制作パイプラインを構築します。プロフェッショナル向けの制作管理ツールを導入することで、ボトルネックを解消し、作業プロセスを効率化し、チーム間のコミュニケーションを円滑化することができます。

画像提供:Manuel Vendramin 氏

高品質な 3D アニメーション制作ソリューション

キャラクターや環境の作成から最終的なライティングやレンダリングに至るまで、3D アニメーション制作パイプラインの各フェーズをご覧ください。

  • 3D モデリング

    テレビ シリーズや映画用アニメーションの CG アセットやキャラクターを作成します。

  • モーション キャプチャー

    俳優の身体的な動作をデジタル キャラクター モデルに適用して動かします。

  • 3D レンダリング

    ライティング、シェーディング、テクスチャーなどの最終的な仕上げをアニメーションに加えます。

  • 制作プロジェクトの管理

    大規模なチームやアーティストが携わる、アセット数の多いアニメーション プロジェクトでも、スムーズに管理できます。

3D アニメーションの制作パイプラインを完全構築

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バーチャル アニメーション スタジオのご紹介

オートデスクは Maya、3ds Max、Arnold、Mudbox、Flow Production Tracking (旧 ShotGrid) を使用して、『Mkali's Mission』という壮大な 3D 短編アニメーションを制作しています。モデリング、リギング、アニメーション、ビジュアル エフェクト、ルック デベロップメント、レンダリングの作業を世界各地のフリーランス アーティストに依頼して、プロジェクトを進めています。

世界各地のアーティストによる、オートデスク 3D アニメーション ツールの活用事例

  • 氷塊の上にいるシロクマの親子の CG

    ブログ

    数々の賞を受賞した短編アニメーション『Migrants』の制作

    視覚効果協会(Visual Effects Society)の学生部門で受賞した短編アニメーション『Migrants』の制作チームが、そのテクニックを紹介します。

    画像提供:『Migrants』制作チーム

  • 驚いて見上げる、顔に泥の付いた少女

    ブログ

    リモートワークの浸透前からリモートワークで制作

    戦争の過酷な現実を描いた短編アニメーション『Mila』を、アーティスト チームは完全リモートワークで制作しました。その過程をご紹介します。

    画像提供:Cinzia Angelini 氏

  • 指をさす海賊

    ブログ

    船長サーベルタイガーをあらゆる視聴者向けに作り直す

    船長サーベルタイガーは、ノルウェーのポップ カルチャーにおける有名なキャラクターです。Qvisten 社は、このキャラクターを新たなメディアで再現するという難題に挑みました。

    画像提供:Qvisten Animation

よくある質問(FAQ)

3D アニメーションとは、コンピュータ グラフィックスを使用して、オブジェクトが 3 次元の空間で動いているように見せる手法です。アーティストは 3D モデリング ソフトウェアでオブジェクトを作成し、オブジェクトやキャラクターのスケルトンをバーチャルに描写するリギングを行います。アニメーターは、適切な箇所でリグのポーズを設定し、オブジェクトが動いているように見せます。また、モーション キャプチャーという、俳優の動作を記録してデジタル アニメーション化する最新技術も活用されます。

オートデスクは、高品質なアニメーション コンテンツの作成に役立つさまざまなツールを一式搭載した包括的なソリューションを提供しています。

  • 3ds Max では、多彩で柔軟なツールセットで 3D アセットや環境をモデリングできます。
  • そして Maya は、3D アセットから活き活きとしたアニメーションを作成できるツールセットを搭載し、オブジェクトのアトリビュートのアニメーション化から、ジョイントやボーンの変換、IK ハンドル、モデルの時間経過まで、さまざまな機能を備えています。
  • Arnold は、Maya と 3ds Max に搭載されているレンダラーです。高品質なプレビューを確認しながら変更をすばやく反復できます。
  • MotionBuilder では、複雑なキャラクターのアニメーションをキャプチャ、編集、再生できます。
  • Flow Production Tracking (旧 ShotGrid) は、制作進行管理と制作物のレビューの両方の機能を備えたツールです。パイプラインを統合し、アニメーション スタジオのワークフローを効率化することができます。

オートデスクのソフトウェアを使用すると、3D アニメーション プロジェクトのコラボレーションが効率的になります。Media & Entertainment Collection には、パワフルでスケーラブルな 3D アニメーション制作パイプラインに必要なすべてのツールが搭載されています。Flow Production Tracking (旧 ShotGrid) 制作管理ソフトウェアを追加すれば、アニメーションのレビューやプロジェクト管理を効率化し、さまざまな拠点に分散しているチームをひとつにまとめることができます。

オートデスク ソフトウェアで、3D アニメーションのワークフローを効率化できます。モデリングやアニメーションには 3ds MaxMaya、レンダリングには Arnold、制作進行管理は Flow Production Tracking (旧 ShotGrid) と、多彩なオートデスク ソフトウェアを使用することで、アセットの作成から最終結果の出力までのプロセス全体が効率的になります。

3ds Max と Maya には最近、アニメーターの作業効率を高めることにフォーカスした新機能が追加されました。たとえば Maya の「キャッシュされた再生」(Cached Playback) 機能を使用すると、何度もプレイブラストを作成しなくても、ビューポートで直接確認しながらアニメーション編集を反復できるため、作業が大幅にスピードアップします。

Arnold は 3ds Max と Maya の両方に搭載されているレンダラーです。アニメーションの高品質なプレビューを確認しながら、すばやく変更を反復できます。

モーション キャプチャーとは、俳優の身体的な動作をキャプチャーし、デジタル キャラクター モデルに適用して再現させるプロセスです。そうして CG のクリーチャーをリアルに動かすことができます。

俳優の動作からモーション キャプチャー データを生成し、MotionBuilder に読み込みます。アニメーターやディレクターは MotionBuilder のインタラクティブな環境を使用して、キャラクターの動きを微調整します。

Rokoko 社の Motion Library (英語) が Maya のネイティブ プラグインに追加されたことで、世界トップ クラスのモーション キャプチャー スタジオが提供する数多くの高品質なキャラクター アニメーションを、手頃な価格で利用できるようになりました。このプラグインでは、Maya から直接、モーション アセットを 検索・プレビューして購入できます。

3ds Max と Maya は、世界中の制作スタジオで広く使用されているアニメーション、ビジュアル エフェクト、モデリング、レンダリング用ソフトウェアです。3ds Max は、モデリング、直感的なテクスチャリングやシェーディング、高品質なレンダリングなど。そして Maya は、リアルなキャラクターやアニメーションの作成、高精度なシミュレーションなど、どちらも強力なツールセットを搭載しています。3ds Max と Maya の違いについては、こちらをご覧ください (英語) 。