有限要素解析

画像提供: Briggs Automotive Company Ltd.

有限要素解析ソフトウェア

有限要素解析(FEA)は、実際の荷重、振動、熱、流体、およびその他の物理的な影響に、製品がどのように反応するかをコンピュータを用いて予測する方法です。有限要素解析では、製品が破損するのか、摩耗するのか、それとも意図されたとおりに動作するのかが示されます。解析と呼ばれていますが、製品の開発プロセスでは、製品の使用時に発生する現象を予測するために使用されます。

FEA では、実際のオブジェクトを、小さな立方体などの多数(1000 ~ 10 万)の有限要素に分割して処理を行います。数式を使用すると、各要素の挙動を予測できます。コンピュータは個々の挙動をすべて足し合わせることで、実際の対象の挙動を予測します。

有限要素解析は、次のような多数の物理的要因が製品の挙動にどのように影響するのかを予測するために役立ちます。

Image courtesy of Dynamic Structures Ltd.

オートデスクの製造ソリューション

製造メーカーがコンシューマ製品、工業機械、建築関連製品などを設計、ビジュアル化し、シミュレートする上で、オートデスクのデジタル プロトタイプ ソリューションがどのように役立っているのかをご覧ください。

製品設計用の有限要素解析およびシミュレーション ソフトウェア

オートデスクのシミュレーション製品ファミリは、有限要素解析およびシミュレーションに必要なソフトウェア ツールをすべてカバーしており、製品開発プロセスの各段階とも簡単に統合できます。機械的応力から、振動、運動、数値流体力学、プラスチック射出成形、マルチフィジックスに至るまで、オートデスクの有限要素解析およびシミュレーション ソフトウェアを使用すると、きわめて困難な設計上の課題もすばやく、正確に、革新的な方法によって解決できるようになります。

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パラメトリックモデリング

Autodesk Inventor ではパラメトリックフィーチャベースモデリングが行えます。これは機械/製造系の 3D CAD において一般的なモデリング方法です。形状(フィーチャ)のサイズはパラメータとして制御されるため、頻繁に行われる設計変更に際してパラメータ値を変更することで対応できます。また複数の形状(フィーチャ)を組み合わせてパーツ形状を作成するため、フィーチャの追加/削除、作成の順序変更など柔軟な編集が行えます。

またファイル間でパラメータやジオメトリを参照することができるため、複数の部品を一度に変更でき、大規模な製品モデルを柔軟かつ安定して修正できます。

学生向けの有限要素解析およびシミュレーション ソフトウェア

オートデスク ソフトウェアを使用することにより、学生はそれまで触れたことのない有限要素解析およびシミュレーションの最先端を体験することができます。Autodesk Inventor Professional、Autodesk CFD、Autodesk Moldflow Advisor Ultimate、Autodesk Robot Structural Analysis Professional など、900 万人を超えるデザイナー、エンジニア、デジタル アーティストが使用しているのと同じ完全版のソフトウェアをダウンロードできます。