57 件の結果
業界
製品設計、製造
業界トーク / Virtual 2020
次世代工業化建築システム(DfMA+IC)に関する取り組み~DXへ向けたデジタルコンストラクション戦略
本セッションでは、大和ハウスの工業化建築の歴史、及び社会と共に変化してきた過程を振り返ります。そして、現在推進している全社的なBIM化への移行と建設プロセスのデジタライゼーションへの取組みについてご紹介します。設計BIM、施工BIMへの移行を通して情報連携を推進し、設計の自動化や施工の管理・省人化といったデジタルコンストラクションの取組み(PlanGridの活用事例)をご説明します。 そして、これらの取組みを通して工業化建築を次なるステップへと進化させる戦略を紹介します。そこでは、大和ハウスが高度成長期の少品種大量生産の時代に誕生させた工業化建築が、現代の少子高齢で多様な価値観を受入れる社会の中で、DfMAという手法とデジタル技術をいかに融合させて全体最適化を実現しうるのか、そして次世代の工業化建築の進化形へと変化できるのか、構想をご説明します。 これは調査機関が示している工業化建築がもたらす効果(例えば、コスト20%削減、リードタイム50%短縮など:マッキンゼー報告参照)を実証していくプロジェクトと位置付けています。 本セッションを通じて、生産性が低いと言われている建設業界の新たな在り方・未来を提言したいと思います。 We’d like to deliver our presentation to global audiences, subtitling in English.
業界トーク / Virtual 2020
製造業と建設業における3D活用の融合「Inventor+Revit+VRED」~Inventorで、BIM対応の3D設計+Revitモデルとの連携方法
BIM化の急速な進展が進む中、3Dデータの活用方法・実績・事例は、長い年月を経験して来た日本の製造業界が、その多くのプロセスを蓄積し成果と効果を見えるものでノウハウと文化を造り上げています。製造業向け3D CADで造り上げたプロセス改革のノウハウは、BIM化という建設業への適用が可能だと考えています。 本セッションでは、BIMという全体像が先行し、「将来は便利になる・・・」、「ルールの規定は・・・」という概念から少し離れ,現実の現場で明日から実行して効果が見える活用をスタートさせる最初の1歩を提案したいと考えています。大塚商会よりInventorやVREDなどのツールを導入しており、「3Dで何ができるのか?」、それは机上でシステム担当者が模索することでなく、現場の声から決めることであり、「現地現場=現実の世界」へ何を明日から提供してプロセスを変えていくのかを実績のある事例を交えて解説します。具体的には、InventorモデルとRevitモデルが融合した全体モデルをVREDでCG化,ビジュアライゼーションによる3D活用の有効性の紹介と提案など、文字の羅列と理論の提唱ではなく、現実の事例画像で3D活用と効果と現場に浸透した3D文化を説明します。
業界トーク / Virtual 2020
ものづくりプロジェクトとFusion 360 最新技術の活用 ー 設計者、エンジニアの育成
本セッションでは、Fusion 360を活用した最新のテクノロジーを活用した2つのプロジェクトをご紹介します。双方のプロジェクト共に、学生と教授がインダストリーコラボレーションを両立し、Fusion 360の様々な機能を活用しながら大幅にプロダクトのパフォーマンスを向上させています。 工学院大学では、濱根先生が率いる300名を超える学生サークル、ワールドソーラーカーならびに学生フォーミュラチームで、Fusion 360を用いた車の筐体設計ならびにパフォーマンス最適化のためのパーツ設計と加工を行っています。毎年新しい学生が入部するため3D CADスキルの教育と機能班毎のデータ管理をFusion Teamに移行することで、設計班によるCFD解析やGenerative Designによるパーツのパフォーマンス向上と新人教育をFusion 360のクラウド上で両立させています。特にワールドソーラーカーでは軽量化の命題に向けGenerative Designの結果にインスピレーションを得て再設計、CAMの最適化も実施することで時間短縮と軽量化を同時に可能としました。2019年のワールドソーラーカーでは、テクニカルイノベーションアワードを受賞しています。 日本大学理学部精密機械工学科入江研究室:入江研究室は、西川精機製作所との共同研究を通じて、日本発のアーチェリーをFusion 360のGenerative Designを活用して設計、開発しました。入江研究室では、従来より学科全体での演習授業にもFusion 360を活用しており、ロボットやIoTデバイスでの活用推進を進めてきました。今回は、メイドインジャパンを取り戻すために国産アーチェリーの再生産を目指す西川精機製作所とともに、ジェネレーティブデザインを用いた製品設計、開発に協力しています。従来は手作業で実施していた計測もFusion 360のシミュレーションをフル活用し、新しいアーチェリー製品づくりに取り組んでいます。
業界トーク / Virtual 2021
3次元機械設計の現場で生まれた本当に必要なInventorカスタマイズ事例5選

機械設計の仕事は複雑で多種多様です。たったひとつのソフトウェアを買ってくればこの仕事がすぐにできるというような単純なものではないことは、経験者であれば誰でもわかるでしょう。それが複数人で設計を進める「チーム設計」となると、コミュニケーションやモデリングルールの共有が必要となり、難易度はさらに上がります。そして、業界や設計対象によって様々な設計手順や文化・慣例が存在します。これらは長年その会社で養われたノウハウであり、最適化の結果であり、何よりも価値のあるものです。一方、私たちの全業種・全業態の全ノウハウを完全にカバーしたソフトウェアはこの世に存在しません。(最高のInventorでさえ)それぞれの業務に合わせていくつかのカスタマイズで味付けするのが一般的です。 このクラスでは、3次元機械設計分野の実際の設計現場で使用されているカスタマイズ事例のなかから、とくに重要な事例を5つ紹介します。設計部門の生の声から生まれ、設計部門内で作り、設計部門で育てていくことではじめて「本当に使える」ツールは完成します。 機械設計の特徴とInventorの特徴を理解すれば、あとはそのちょっとしたスキマをカスタマイズで埋めてあげるだけです。この最後の数ピースが3次元機械設計環境を飛躍的に効率化・高品質化させます。プログラムの内製化で設計者が設計に集中する時間を作りましょう。

トレーニング デモ / Virtual 2021
Fusion360で大規模アッセンブリ(ボディ数5000以上)モーションスタディで子アッセンブリを動かして干渉や隙間を確認する
Fusion360でアッセンブリモデルを作った場合、コンポーネント数が多くなると(およそ500 ボディ以上)、動作・再表示・ジョイント等のコマンド操作によっても、再表示等かなりの時間待つ事になります。 Fusion360である程度の規模のアッセンブリモデルを作った事のある方ならこの様な経験があると思います。 今まで、コンポーネント数が多いモデルの場合、幾つかの子(孫)アッセンブリファイル(300ボディ以下)に分けて作り、個々にモーションスタディ等を使って、検証を行っていると思います。 コンポーネント数が多くなると(1000ボディ数以上)、モデル全体をアッセンブリするだけでも大変で、ましてや動きを確認しながら干渉や隙間を測定する事は現実的には不可能でした。 今回、サンプルモデル(ボディ数5651)を使ってモデル全体での動きを確認出来る一つの方法を提案致します。 子(孫)アッセンブリファイルを幾つかのアッセンブリファイルに再構成し直し、結合コマンドを使って形状を変えることなくボディ数(原点も)の削減を行います。 そしてTOP下に全てのアッセンブリファイルを配置してモーションスタディを使い、動きを見ながら干渉や隙間を確認します。 大規模アッセンブリを動かす為の基本(操作方法とPC条件)と、どの様な方法が有るのかも含め、普段はあまり考えないボディ数の削減や原点の削減、ジョイントの原点を効率良く使う方法も合わせて、順番に要点をまとめて解説致します。
業界トーク / Virtual 2021
3DPプリンターでのものづくりDXの推進: Netfabb Ultimateを活用した3DP向け生産要件検討/評価の自動化とデータ蓄積
3Dプリントは広く一般にまで普及するようになり、だれもが汎用コンピュータでCAD/CGソフトを利用し、3Dデータを作成し3Dプリントを実施することができるようになった。特に近年、最終製品、部品製造分野で3Dプリントの活用が進んでいるが、3Dプリントでモノづくりを実施するには、製品設計者(以下設計者)に3Dプリントに対する十分な理解と専門知識が足りていない。設計者が希望する3Dプリンティング製品の品質を得る為にはその3Dデータを3Dプリントの特性に合わせこむことが必要であり3Dプリントを実施する段取りとして3プリント技術者(以下技術者)は3Dプリントでの形状再現性を評価してから造形を行っている。この作業においては主に2つの課題を有する。1つ目は、技術者による作業品質のばらつきが発生し且つ、確認に非常に多くの工数がかかるという課題。2つ目に、デジタルトランスフォーメーションの推進から今後3Dプリンティング製品の生産量が増える将来が見込まれ、技術者の能力による品質のバラつきや工数不足が発生する可能性がある、といった課題である。この課題に対し、3Dプリントでの形状再現性確認を、技術者の人工によらずコンピュータシステムが自動で実施することで、設計者は3Dデータに対する評価結果を安易かつ短時間に得ることができるワークフローを構築した。またワークフローを通じ得られる情報を蓄積し、3Dプリントによるモノづくりにおいてデジタルトランスフォーメーションを推進する仕組みを構築した。
1 - 20 / 57 件の結果