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業界トーク / Virtual 2020
BIMを活用した現場力と関係者間のコミュニケーションの融合(ROOFLAG賃貸住宅未来展示場)
“本物の良さを本物で伝えたい”という『ROOFLAG賃貸住宅未来展示場』の「発注者の熱い想い」は、CLT(Cross Laminated Timber)を用いた伝統的かつ未来を彷彿させる木造屋根の大空間のデザインに込められた。日本の都市部では、ほぼ初めてとなる大空間屋根構造にCLTが採用され、かつ特徴的格子デザインと防火性能の融合を図る必要性から、高い施工技術が求められる。当社では施工と技術部門一体で課題解決のフロントローディングをスタートさせた。特に①緻密なCLT仕口納まり、②CLTの組み立て手順と工期、③傾斜した三角形の屋根と外装システムとの納まり、④CLT組み立て施工手順とその精度、⑤CLT架構体の安全性、など施工上避けては通れない複合的課題解決は手探りからのスタートとなった。また工事を進める過程においては、関係者全員での「モノ決め」を進めるため、たとえ変更が発生した場合にも複雑な建物の状況を、わかりやすく「見える化」し合意形成を柔軟に進めることに重点となった。更に環境側面のリスクとして屋根の太陽熱透過材(ガラス)採用における空間温熱環境も課題となった。当社では総合的な技術解決のために、BIMをはじめとしたデジタルの力でオフサイト建設を進めた。
業界トーク / Virtual 2020
Revitを用いた土木構造物の配筋図作成について
公共事業の土木インフラ施設は、人々の生活を安全で豊かなもにするために毎年6兆円の予算がつぎ込まれる巨大な市場である。 その中で、上下水道・鉄道・橋梁・河川・ダムその他多くの構造物は会計検査の対象となり、極めて厳格な予算計画が要求される。 インフラ施設の設計は、主に構造計算書と設計図に分類されるが、その土木配筋図は鉄筋1本ごとに形状及び長さをmm単位g単位で計画し、どの様に配置するかを断面配筋図・全面展開図を起こして表している。 従来、これらの作業には2Dでおこなう為に熟練の技術と長時間労働という忍耐が要求された。現在では土木設計者のやりたがらない作業の代表格である 弊社はRevitを用いることで、3D上で鉄筋1本1本を現場と同じように配置し、高精度で2D図面の作成、鉄筋数量表の自動作成を可能とした。 将来的には、このRevitモデルで生成された鉄筋数量表のデータを鉄筋加工業者へ送ることで、自動で鉄筋加工が可能な日が来ると予測される。
業界トーク / Virtual 2020
足羽川ダム設計へのCIM技術適用による設計業務効率化
足羽川ダムは流水型ダムでありながら100m近いダム高をもち、かつ洪水時のみ使用するゲートを有する稀有なダムである。湛水を行わないことからゲート設備を低標高部に設置する必要があるが、谷状の地形に設置するダムの特性から低標高部はとても狭く、限られた作業スペースで施設の設置・堤体の打設を並行して行う必要があることから施工計画の立案に注意が必要であった。また、施設の設置はダムのコンクリート打設が進み標高が高くなることに合わせて行う必要があり、コンクリート打設・機械設置・通廊設置・配筋、等を交互に実施するような施工を行う必要がある。一方、ダムの堤体コンクリートは、左右岸方向15m毎に24ブロック、鉛直方向に1mピッチ約100リフトに分割され、配合区分別の分割を加えると2万個をこえるブロックに分割される。それぞれ打設する日を設定するとともに、1m毎の平面図(約200枚)を作成し平均断面法により数量を算定する必要がある。配合区分や堤体の形状は設計の進捗に伴い頻繁に変更されることから修正作業に時間がかかること、複雑な形状を2次元に落とし込む作業でのミスや修正もれ、大量の数値の転記が必要となることから、転記ミス等が多発することなどが課題であった。そこで、配合区分別で作成したダムの堤体モデルをVBAを用いて分割、数量計算及び、平面図作成の自動化を図った。さらに分割したモデルのブロックやリフト番号をモデル分割時に属性として自動的に付与、NavisWorks上に読み込みExcelで作成したリフトスケジュールとリンクさせることにより4Dモデルを作成するとともに、他工種とTimeLinerの作成方法を標準化することにより、作成した4Dモデルを容易に合成・施工計画の確認を行うことを可能とした。実際の施工計画時には、概略のモデルの4Dモデル作成で確認を行い施工計画に反映、さらに詳細な4Dモデルを作成することを行い、4Dモデルを用いた施工計画の立案を行っている。 作成したモデルについては、パース作成やVRモデル作成などに流用することにより、全体作業の効率化についても実現した。
業界トーク / Virtual 2020
ユーザー座談会から学ぶ、ジェネレーティブデザインによる革新の可能性
ジェネレーティブデザインと聞いて、具体的にその活用方法を頭に思い描くことのできるエンジニアやデザイナーの方はまだまだ限られているというのが現実ですが、同時にジェネレーティブデザインという言葉を聞いたことがあり、何ができるのか気になっている方の数も日々増え続けています。 本クラスでは、ジェネレーティブデザインを実際に導入している企業様に、パネルディスカッション形式でお話を聞きながら、現在のお取組みや、今後解決していきたい課題について、ご意見いただきます。単に形状を生成するという枠を超えて、ジェネレーティブデザインがデザイナーや設計者にもたらすことができる価値とは何か。単なる軽量化だけに限定されない、多種多様な利用目的とはどんなことか。従来では想像もつかなかった設計案を生み出すことができる最新設計手法は、今後どのような可能性をもって発展していくことを利用者は望んでいるのか。 利用者としての率直な意見を集めることにより、ソフトウェアの機能からは窺い知ることが難しい、これからジェネレーティブデザインをご検討される皆様の参考となるような議論を展開します。
業界トーク / Virtual 2020
「JRE-BIM」の取組みについて
『JRE-BIM』は、JR東日本の土木・建築含めたBIM/CIMの取組みの総称であり、子会社のJR東日本コンサルタンツと構築したプラットフォーム「BIMクラウド」を介し、設計会社、施工会社とプロジェクトに関わるデータを共有し、設計・施工から維持管理までの全体の生産性向上を目指している。2016年の導入以降、設計・施工関係資料を遠隔地の現場であってもパソコンやタブレットを使ってJRと設計会社・施工会社と情報共有する等、全社的に生産性を向上させている。また、点群データや3Dモデル活用を積極的に行っており、建設部門では3D測量を標準化しているほか、2020年5月にJRE-BIMガイドラインを発行した。 本講演では、背景と取り巻く状況、JRE-BIMガイドラインの概要や、現在の取組状況の説明(将来計画への活用、動画から取得する点群データの活用、設計・施工段階でのフロントローディングの事例、5Dモデルの実現に向けた取組み)、今後の展開について紹介する。
パネル ディスカッション / Virtual 2020
日本のインフラ事業におけるBIM/CIM活用の正しいあり方について
2012年から始まった日本のインフラ事業におけるBIM/CIM活用は、2023年の完全実施に向けて2020年大きく舵を切った。いままでは実施してきた事例を含め、多くの課題を整理するにとどまっているだけであったが、2020年から2023年の3年間で実際にできることを具体的に落とし込み、2023年からはインフラ工事におけるBIM/CIM活用を原則実施という流れになる。 後3年で我々業界全体として、BIM/CIMツールの「価値」を再認識し、その「価値」を誰がどのような形で得られるようにすべきか、その「価値」は今後の日本のインフラ事業においてどのような「成果」が生まれてくるのかを、再度、今、振り返り、2023年にむけた大きなロードマップを議論したい。 これらを推進するために、建築分野のエキスパートを始め、土木分野のエキスパートを集め、BIM/CIMの「価値」の再定義と、その「価値」を使うことにより「成果」が我々業界としてどう受け止めていくべきかを公開の場で議論したい。
業界トーク / Virtual 2020
3Dデータを活用したデジタルエンジニアリングによる設計開発
Autodesk Inventorでモデリングした製品の3Dデータを活用し、CAEや3Dプリンティングによる製品設計の最適化を図るデジタルエンジニアリングの適用事例をご紹介します。 自動車産業では環境問題を背景とした燃費改善の取組として、軽量化も重要です。例えば、自動車の燃料や冷却水の配管も金属配管から樹脂配管への移行が進んでいます。しかしながら、樹脂は金属に比べて強度面に劣ることから、信頼性の高い設計が求められます。そこで、樹脂配管部材の設計を3Dデータより構造解析、3Dプリンタによるモックアップでの強度評価を実施することで、最適かつ信頼性の高い設計を実現することが可能となると共に、従来樹脂成形で必要とされる金型を作成する前の段階でフロントローディングを実施し、開発期間の短縮や開発コストの大幅な削減を実現することが可能となりました。
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