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業界トーク / Virtual 2021
工場の現場から挑む、デジタルと3Dプリンタを活用した治具・補助具等の改善プロジェクト
本クラスでは、大和ハウス工業が九州工場で取り組んだ改善プロジェクトについて、インタビュー形式でお伝えします。 改善プロジェクトが解決すべき課題は全部で3つ。 1.外注作成における納期・コスト管理 2.設計データ管理 3.図面の3次元化 大和ハウス工業では、いかにして現場で日々発生する問題や、改善が必要な課題にチームで向き合い続けたか? また改善案についてどのように議論を重ねたのか?デジタルツールと3Dプリンティングを活用しながら試行錯誤を重ねたことで、コストや納期、品質、工数をどのように改善することができたのか?などのトピックについて、その試行錯誤のプロセスを交えながらお伝えします。 本クラスを受講される皆様におかれましては、次の日から取り組むことができる技術や、マインドセット、また取り組み方について、ご注目ください。そして本クラスに登場するさまざまなハードウェアやソフトウェアによる改革プロセスにも耳を傾けてみてください。ものづくりは与えられるものではなく、自ら切り開くことでこそ、真にご自身の技能を発揮し、輝くことができることを示す、素晴らしい事例です。
業界トーク / Virtual 2021
BIM Level3を目指して ~「つながる」のではなく「つなげる」BIM~
大和ハウス工業は、BIM100%移行に向けた3年間の取組を経て、次なるステージに取り組んでいます。4年目に入り各セクション毎の連携を強化しています。その取組の一部をご紹介させて頂き、BIMに取り組む皆様の今後の参考になればと思います。 意匠・構造・積算の取組をご紹介します。 意匠分野について、 1)外構をコードを利用し効率良くモデリングする手法、及び積算との連携の事例をご紹介します。 2)メーカー横断の総合WEBカタログとRevitを連携させる事による建材DBとの連携事例をご紹介します。  3)モデリングの属性情報・位置情報を活用して胴縁を自動発生させ、生産部門及び積算部門との連携事例をご紹介します。 構造分野について 、1)各部門へ構造モデルを提供する為のBIM精度基準を制定した経緯と精度を確保する方法をご紹介します。  2)連携を見据えた構造図デジタル化のための取組をご紹介します。   積算分野について 、1)意匠からコードを利用した外構モデルを受領し、効率的に項目名、数量、単価を見積書へ反映するツールをご紹介します。 2)構造モデルから ヘリオスにて基礎を連携、すけるTONにて鉄骨を連携する際の課題と対応状況についてご紹介します。 各部門連携について、BIM360(共通データ環境;CDE)を活用し、データ交換のみならずクラウドコラボレーション及び履歴管理を行う事により、データの受け渡しルールや承認プロセスにも活用しています。
トレーニング デモ / Virtual 2021
業界トーク / Virtual 2021
3次元機械設計の現場で生まれた本当に必要なInventorカスタマイズ事例5選

機械設計の仕事は複雑で多種多様です。たったひとつのソフトウェアを買ってくればこの仕事がすぐにできるというような単純なものではないことは、経験者であれば誰でもわかるでしょう。それが複数人で設計を進める「チーム設計」となると、コミュニケーションやモデリングルールの共有が必要となり、難易度はさらに上がります。そして、業界や設計対象によって様々な設計手順や文化・慣例が存在します。これらは長年その会社で養われたノウハウであり、最適化の結果であり、何よりも価値のあるものです。一方、私たちの全業種・全業態の全ノウハウを完全にカバーしたソフトウェアはこの世に存在しません。(最高のInventorでさえ)それぞれの業務に合わせていくつかのカスタマイズで味付けするのが一般的です。 このクラスでは、3次元機械設計分野の実際の設計現場で使用されているカスタマイズ事例のなかから、とくに重要な事例を5つ紹介します。設計部門の生の声から生まれ、設計部門内で作り、設計部門で育てていくことではじめて「本当に使える」ツールは完成します。 機械設計の特徴とInventorの特徴を理解すれば、あとはそのちょっとしたスキマをカスタマイズで埋めてあげるだけです。この最後の数ピースが3次元機械設計環境を飛躍的に効率化・高品質化させます。プログラムの内製化で設計者が設計に集中する時間を作りましょう。

トレーニング デモ / Virtual 2021
Fusion360で大規模アッセンブリ(ボディ数5000以上)モーションスタディで子アッセンブリを動かして干渉や隙間を確認する
Fusion360でアッセンブリモデルを作った場合、コンポーネント数が多くなると(およそ500 ボディ以上)、動作・再表示・ジョイント等のコマンド操作によっても、再表示等かなりの時間待つ事になります。 Fusion360である程度の規模のアッセンブリモデルを作った事のある方ならこの様な経験があると思います。 今まで、コンポーネント数が多いモデルの場合、幾つかの子(孫)アッセンブリファイル(300ボディ以下)に分けて作り、個々にモーションスタディ等を使って、検証を行っていると思います。 コンポーネント数が多くなると(1000ボディ数以上)、モデル全体をアッセンブリするだけでも大変で、ましてや動きを確認しながら干渉や隙間を測定する事は現実的には不可能でした。 今回、サンプルモデル(ボディ数5651)を使ってモデル全体での動きを確認出来る一つの方法を提案致します。 子(孫)アッセンブリファイルを幾つかのアッセンブリファイルに再構成し直し、結合コマンドを使って形状を変えることなくボディ数(原点も)の削減を行います。 そしてTOP下に全てのアッセンブリファイルを配置してモーションスタディを使い、動きを見ながら干渉や隙間を確認します。 大規模アッセンブリを動かす為の基本(操作方法とPC条件)と、どの様な方法が有るのかも含め、普段はあまり考えないボディ数の削減や原点の削減、ジョイントの原点を効率良く使う方法も合わせて、順番に要点をまとめて解説致します。
業界トーク / Virtual 2021
10年後を意識したInfra BIMによる企業DXの試行錯誤

現在、土木業界における産業人口は年々減っており、将来を担う人材が減少しています。様々な要因から、土木業界自体に入職する人材が少なく、業界人口の年齢層は今やひょうたん型です。私の所属する会社でも10年後にはベテラン社員の殆どが定年を迎えます。 そんな中でも、ベテラン社員は従来通りの業務量をこなしつつ、自身の年齢にタイムリミットを感じながら、若手人材への育成時間もどんどん増やしていかなければいけない一方、若手人材は10年後というタイムリミットの中で、何とか上司から技術や知見を習得しようと様々なツールやBIM360を初めとしたクラウドを活用しながら努力しています。 似た状況の会社が業界にも数多く存在している中で、土木業界ではそういった状況をなんとかしようと「i-Construction」や「BIM/CIM」といった政策や生産性向上手法が展開されているものの、まだまだ生産性向上への道のりは長いと考えています。 弊社では若手社員自らがAutodesk RevitやCivil 3D、Dynamoを使用しつつ、BIM360の様々な機能を活用し、経験豊富な管理職や協力会社を巻き込みながら、国の基準に捉われない能動的なBIM/CIMを通じて、今後10年後を意識した企業DXや人材開発の試行錯誤を行いました。 また、Generative DesignやBIM360の様々な機能を活用したナレッジの脱属人化によって、「若手とベテランの差」に立ち向かっています。 このセッションでは、効率化を意識したManagementに特化した能動的なBIM/CIM=「Infra BIM」と名付け、それらによる企業DXの試行錯誤の数々と検証過程、変わりゆく時代に適応する変革の震源地となる次世代人材の育成法設計について、今後の10年後を背負う若手の立場からご提案致します。

Virtual 2021
デジタルでつなげる建設業と製造業の未来

本セッションは、建設業と製造業をつなぐデジタル改革に関する内容になります。  初めに、東芝エレベータがBIMやDE・DXに取り組む背景について紹介を行い、製造業の立場から見た建設業のデジタル化の取り組み状況やBIMの抱える課題、現在の製造業のBIMの推進状況(BIMライブラリ整備・設計BIM・施工BIM)などを共有します。  次に、東芝エレベータがBIM並行して進めてきた、自社業務の生産性を高める社内プロセス改革について紹介します。営業設計業務の3D化を目的としてRevitを導入してから10年、営業設計業務の3D化を定着しました。当初は2Dと3Dの併用が課題でしたが、BIMモデル検査を取り入れ、手配業務に属性情報をつなげるなど、3Dモデル(データ)を中心とした業務プロセスへの変革を進めています。現在では、社内に多くの3Dデータ資産が蓄積され始め、今後はこれらのデジタル資産を活用したフェーズへと展開していく計画です。設計のさらなるRPA化、販売から工場へ一気通貫したものづくり、施工連携、保守、改修フェーズでのデジタル活用について、現在の取り組み状況を実例を交えて紹介します。  一方で、建設業はBIMが普及しましたが、製造業との業務プロセスは従来と大きく変わっていない課題があります。製造業がBIMに期待していた、建設業と製造業が「デジタルtoデジタル」でつながるプロセスは、まだ実現できていない現状です。東芝エレベータでは、「建設業とのつなぎの生産性向上」を目指して、2020年に、Single Source of Truth をコンセプトに開発した「BIMクラウドシステム」の運用を始めました。製造業が考えた建設業と製造業をデータでつなぐコンセプトの説明と、RevitやForgeの技術を利用し開発されたシステムの事例紹介を行います。  最後に、建設業と製造業の目指す将来ビジョンについてお話します。今後、BIMがより拡大・進化し建設業全体で生産性を高めていくためには、建設業と製造業がデータで合意形成を行う業務プロセスの変革が必要であると考えます。建設業と製造業がそれぞれ進めるBIM・DE・DXの取組みが重り合えば、スケールメリットが高まります。製造業が期待するBIMモデル承認など、建設業と製造業がデータでつながる近未来のプロセスをどのように実現していけば良いのかお話しします。

パネル ディスカッション / Virtual 2021
清水建設が推進するBIMの一貫利用 - 設計、建築確認申請、施工そしてファシリティマネージメントまで
清水建設様では2011年にRevitを本格採用されたのを皮切りに、様々なオートデスクのBIMソリューションを利用されています。また、スマートシティのキーとなる都市デジタルツインの社会実装に向け、その基盤・データプラットフォームを整備す る協業プロジェクトを2020年10月より、清水建設様とオートデスクで始動させました。 都市デジタルツインの実装に向けたデータプラットフォームを整備 https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2020/2020027.html 日本初の「都市型道の駅」を豊洲エリアの自社開発施設に整備 https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2020/2019055.html またグループ会社のプロパティーデータバンク様では、ファシリティーマネージメントでのBIM活用も実施されております。 プロパティデータバンクとオートデスク、不動産管理に対応したBIM 連携機能の開発を完了 https://blogs.autodesk.com/autodesk-news-japan/pdb-and-autodesk-revit-linkage/ このセッションでは設計、建築確認申請、施工、ファシリティマネージメントまでの一貫したBIMデータの連携運用について、清水建設様、関係各社様が具体的にどのように連携し、どのような問題を解決されたのか、今後どのような効果が期待されるのかなどをパネル形式でご紹介いただきます。
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